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抗うつ薬や抗結核薬とは併用しない
ビール酵母の実力は、まさに「スーパーサプリ級」だが、使い方には気をつけたい。
誤ると、その効果が得られないばかりか、ダメージを負うリスクがある。
最大のポイントは、薬との併用だ。
注意すべき薬が2つある。
抗うつ薬のフェネルジン、トラニルシプロミン、抗結核薬のイソニアジドなどのモノアミン酸化酵素(MAO、マオーと発音)阻害剤。
これらの薬を服用中の患者は、ビール酵母を摂取してはいけない。
とりわけ、MAO阻害剤との併用には注意を要する。
ビール酵母に含まれるチラミンは、アミノ酸のチロシンから合成され、伝達物質のノルアドレナリンによく似ている。
そのノルアドレナリンがMAOによって分解され、適正なレベルに保たれている。
MAO阻害剤とビール酵母を併用すると、MAOがはたらかず、チラミンが分解されないため、脳や交感神経が強く興奮する。
この結果、血圧が急上昇してしまう。
痛風の人はビールそのものと同様、ビール酵母の摂取も避けるべし。
豊富に含まれる核酸が分解されて尿酸となり、痛風が悪化しかねないからである。
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