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タウリンの効果・効能は、ギャバによく似ている
タウリン
主成分:含流アミノ酸
○効能:てんかん抑制、肝機能を高める、コレステロール値を下げる、血圧を下げる
×副作用:大きな副作用はないが、胃を痛めることも
アスピリンと併用しない
ビジネスの最前線で奮闘するサラリーマン。
ついつい飲みすぎや食べすぎ、あるいは運動不足になりやすい。
脳の緊張が高まり、ストレスも蓄積しがちだ。
そこで、「心臓に効く」「コレステロールが低下」「脳を沈静化」「血圧を下げる」など、「タウリン」の宣伝文句は魅力的に響く。
タウリンはタコやイカなど魚介類に多く含まれ、その特徴として、分子中にイオウのある「含硫アミノ酸」である。
タウリンはタンパク質の構成成分ではないため、長い間、重要性は認識されていなかったが、ようやく最近、多くの生物学的な機能があることがわかり、脚光を浴びている。
タウリンという名前は、この物質が牡牛の英語名「タウリ」の胆汁から発見されたことに由来する。
タウリンはヒトの全身に分布しているが、とりわけ脳、心臓、白血球、筋肉、網膜などに多い。
通常、細胞膜は内側がマイナス、外側がプラスに帯電しているが、タウリンの役割は、膜の電気的な安定性を維持することにある。
脳内でもタウリンが特別に多いのは、味とにおいの中枢である嗅球、記憶の中枢である海馬、睡眠の中枢である松果体である。
そのうえ、タウリンは伝達物質としてもはたらいている。
体内でタウリンは、おもに含硫アミノ酸のシステインやメチオニンからつくられる。
このときに重要なはたらきをするのがビタミンB16。
だから、ビタミンB16不足はタウリン不足に直結する。
タウリンの化学構造やはたらきは、脳内伝達物質のギャバによく似ている。
すなわち、脳の興奮を抑制するブレーキの役割をほたしている。
だから、タウリンが不足すると、脳が興奮しすぎて、てんかん発作、不安、多動などが発生する。
てんかん患者の脳内ではタウリンが不足していることが多い。
そして、多くの実験動物でタウリンは抗てんかん作用をあらわしている。
心臓では、タウリンはもっとも豊富に存在するアミノ酸であり、その総量は、ほかのすべてアミノ酸の合計よりも多い。
心筋を収縮させるためには、イオンが膜を迅速に出入りする必要がある。
イオンの円滑な出入りにタウリンは欠かせないのである。
眼にも大量のタウリンが必要だ。
タウリンをわずかしか体内でつくることのできないネコにとって、タウリンは必須栄養素である。
このため市販のネコのエサには、タウリンが添加されている。
だから、ネコにほかのペットのエサを食べさせてはいけない。
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