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「エフェドラ」との併用で脳梗塞に
クレアチンの安全性はどうなのか。
34人を対象に1日20グラムのクレアチンを5日間摂取した後で、1日10グラムの摂取を51日間継続し、被験者の血清中での尿素やクレアチニンレベルが追跡された。
この結果、試験の前後で被験者の血清中での尿素やクレアチニン値に変化は見られなかった。
このため、クレアチンを大量に摂取しても、それほど大きな副作用はなさそうだ。
だが、副作用はたしかにある。
クレアチンの摂取によって胃腸の痛み、吐き気、下痢などの症状が時々発生する。
また、大量摂取によって、腎臓に障害が発生することもある。
クレアチンを長期にわたって服用した際の副作用は、まだ調査されていない。
だが、これに関して気になることがある。
それは、ラットにクレアチンを長期にわたり摂取させると、その効果を減少させるはたらきが自然に起こり、クレアチンが筋肉に移動しにくくなるのである。
このことはヒトではまだ確認されていないが、クレアチンの長期にわたる摂取によって効果を減少させるはたらきが起こる可能性があることは重大である。
クレアチンの単独使用による心臓発作の発生はまだ報告されてないが、このサプリは次に紹介する「エフェドラ」など、ほかのサプリとの併用で深刻な副作用を引き起こす可能性がある。
エフェドラには、交感神経を興奮させ、心臓の毛細血管を収縮させるはたらきがある。
エフェドラの摂取によって虚血性(「血液不足による」という意味)の心臓発作と出血性の脳梗塞が発生することがある。
1999年1月、クレアチンとエフェドラを併用した33歳の若いスポーツマンが、脳梗塞でフランスのパリにある市民病院にかつぎこまれた。
この男性はスリムな体形で、1日2時間のボディビルディングで身体をきたえ、喫煙もしない。
きわめて健康的な生活を送っていた青年だった。
その彼が、エフェドラ40〜60ミリグラム、カフェイン400〜600ミリグラム、クレアチン6000ミリグラムを6週間にわたって摂取し、脳梗塞で倒れたのだ。
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