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がん抑制効果は証明されていない
多くのがんは、遺伝子の活性酸素によるダメージが引き金となって発生する。
活性酸素と刺し違えるビタミンEには、発がん性を抑制する力があるはずだ。
そこで、ビタミンEの摂取量と肺がんや乳がんの関係を調べるプロスペクティブ・スタディも実行された。
そして、ビタミンEは肺がんや乳がんを減らさないことが確認されたのである。
しかし、偽薬(プラシーボ)と比較したより厳密な調査では、ビタミンEの抗がん効果が示された。
1日50ミリグラムのビタミンEをサプリで摂取した男性肺がん患者は、偽薬を摂取したグループより34パーセントも前立腺がんの発生リスクが低下したのである。
このように矛盾した結果が報告されているため、ビタミンEと前立腺がんとの関係を調べるための、規模の大きなランダム化、二重盲検試験が、現在も進行中である。
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