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「高マグネシウム血症」に注意!
マグネシウムが不足すると脳にも身体にも力が入らず、慢性疲労やうつになりやすいばかりか、糖尿病の原因にもなる。
マグネシウムの重要性はよくわかったが、過ぎたるは及ばざるがごとし。
摂りすぎは「諸刃の剣」となる。
食物から摂る分には発生しない「高マグネシウム血症」というマグネシウム過剰症が、サプリメントでは容易に起こるから危ない。
とりわけ腎臓の悪い人は、過剰なマグネシウムを排泄しにくいため、高マグネシウム血症が起こりやすいのだ。
高マグネシウム血症になると、のどの渇きや吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、うつ、昏陸、心臓マヒなどの症状があらわれる。
高マグネシウム血症はサプリの過剰摂取ばかりでなく、下剤や制酸薬を飲みすぎた場合にも起こり得る。
これらの薬にマグネシウムが多く含まれているからだ。
アメリカの16歳の少女が、医師に1日4回分の制酸薬を処方されたものの、間違えて2時間おきに服用してしまい、3日後、意識不明になった。
彼女がどれほどのマグネシウムを摂取したのかを医師は正確に測ることはできなかったが、彼女の血液中から通常の5倍に相当する10ミリモルのマグネシウムが検出された。
2004年、日本で「にがり」の原液を飲まされた女性が意識不明の重体になる騒ぎも起きた。
にがりの主成分はマグネシウムだから、にがりを過剰摂取しても同じことが起こる。
NIH(アメリカ国立衛生研究所)は、成人男女の1日に摂取してよい最大量を350ミリグラムと規定している。
これ以上は危険と判断すべきだ。
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