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心臓病を予防する
多くの疫学研究によって、茶の消費量が増えると心筋梗塞や心臓発作などの心臓病が減少することが確認されている。
10以上の治験結果を統合したメタアナリシスによれば、1日にマグカップ3杯(720ミリリットル)のお茶を飲む人は、飲まない人に比べて心筋梗塞の発生率が11パーセント少ないことが明らかとなっている。
同様な結果は、オランダでの6年間にわたる調査でも得られている。
ふつうのカップ3杯(390ミリリットル)の茶を飲む人は、心筋梗塞の発生率が飲まない人より大幅に低下していた。
心臓をめぐる血管の健康を維持するのに重要な役割をはたしているのが血管内皮細胞だ。
この細胞は、動脈を拡張するはたらきのある一酸化窒素をつくり、放出している。
内皮細胞で生産された一酸化窒素による動脈の拡張は、「内皮細胞依存性拡張」と呼ばれている。
1日にマグカップ4〜5杯(900〜1250ミリリットル)のお茶を4週間飲んだ冠動脈疾患患者や高コレステロール血症患者は、カフェインや湯を飲んだ患者に比べて内皮細胞依存性拡張が高まったことが報告されている。
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