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サプリからの摂取で多くの副作用が
カルシウムが不足すると、くる病(骨が軟らかくなる病気)や骨租髭症になりやすくなる。
予防のためにもカルシウムの摂取は欠かせないが、サプリにばかり頼るのは考えものだ。
血液中のカルシウムレベルが高まってしまう「高カルシウム血症」を発症する恐れがあるからだ。
かつてアメリカでは胃炎の治療に、牛乳と制酸薬の炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム(アルカリ)を併用していたことがあった。
これに含まれるカルシウムは膨大な量のため、多くの高カルシウム血症患者を生んだ。
この状態は「ミルク・アルカリ症候群」ともいわれ、過去の病と考えられていたが、最近、事情が変わってきた。
オクラホマ大学医学部のスコフィールド教授は、こんな指摘をしている。
胃潰瘍の薬として胃酸の分泌を抑制するH2ブロッカーが利用されるようになってから、ミルク・アルカリ症候群は大幅に減少していたが、カルシウムサプリの流行にともなって、再び増加に転じた、と。
アメリカでは子どもから大人まで1日に安全に摂取できるカルシウムは2.5グラム以内と定められている。
ハーバード大学のカーバン教授は、疫学調査をもとに、カルシウムサプリを服用している女性は、服用していない女性に比べて、腎結石を発生するリスクが20パーセント高いと報告した。
もちろん、これは男性にも当てはまる。
カルシウムは食物から摂るべきだし、可能ならアメリカの摂取基準1日2.5グラム以内に抑えるべきだろう。
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